たけなかさんはなんでも屋

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宅録ミュージシャンの録音環境について考える。

      2016/02/18

宅録ミュージシャンの昨今


Youtubeやニコニコ動画、初音ミクの登場や同人界隈の活発化によりDTMや宅録という言葉を耳にしたことのある方も少なくないのではないでしょうか?
宅録とはDAWやMTR(すでに化石?)によって自宅に居ながらスタジオさながらの録音をし音源を制作することです。その環境(?)のことをDTMとかって言います。
前述で『スタジオさながら』と記載しましたが、もちろん使用する機材によってその完成度は上下し、何より自宅での録音になるためドラムや大型アンプを使っての録音はできません。
生音にこだわるアーティストにも少々物足りないと感じることもあるでしょう。
今回はこれから宅録を初めてみたい!と言う方向けにその機材の揃え方ととらえ方について書いていこうと思います。

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どれくらいの予算が必要なんだろう?


具体的な予算は自分の目指すスタイルによって大きく変わってきます。シンガーやギタリストさんのデモ録り環境からプロの作曲家、エンジニアを目指す人の環境など様々です。
しかしそのどれにも当てはまるのは最初から全てをそろえようとせず、足りないものを買い足してった方がいいということです。
不思議なもので一度にたくさんの機材や音源と呼ばれるパソコン上で音を鳴らすためのソフトは後々ほとんど使わなくなってしまうことも多いです。必要になった時に必要なものを買っていくのは非常に賢いと言えるでしょう。
具体的な予算はシンガーやギタリストのデモ録りレベルであれば3万程度から用意することができます。

何が必要?


必要なものは以下のようになります。

パソコン、MTR


録音した音を保存したり、加工するために必要になる機材です。パソコンにはDAWと呼ばれる専用のアプリケーションをインストールして使用します。MTRとはマルチトラックレコーダーと呼ばれる機材で、それ自体にインターフェース(ギターやマイクなどの音を取り込む為の機会)や保存用のメディア(昨今ではSDが多い?)が付いている為それだけで曲を作りだすことができます。
MTRはそれ自体で高度な加工や編集がやりずらいのですが、チャンネル数(同時にマイクやギターを入力できる数)が多いことが多い為、ちょっとしたドラム録音やその他収録時に非常に便利です。

オーディオインターフェース


オーディオインターフェースとはパソコンに音を取り込む為の機材です。その性能によって値段が上下します。最初のオーディオインターフェースであればよっぽどやりたいことが決まっていない限りは2in2out(同時2チャンネル録音、2チャンネル出力)ぐらいのものを購入するといいでしょう。

マイク、アンプシミュレーター


マイクはコンデンサマイクというタイプを用意しましょう。 コンデンサマイクとは通常のカラオケなどで使われるマイク(ダイナミックマイク)と異なり電源が必要なマイクになります。最近のほぼ全てのオーディオインターフェースにはファンタムが内蔵されている為コンデンサマイクを直接差し込んでも問題なく音が出ます。
コンデンサマイクを利用する際には必ずマイクスタンドとポップガード(マイクの前に立てる黒っぽいアレ)を利用するようにしましょう。
アンプシミュレーターとはエレキギターやエレキベースをオーディオインターフェースに直接入力する際、間に挟むと音がより生音に近い感じになる機材です。アンプがない状況下でアンプをシミュレーションしてくれるわけです。アンプシミュレーターはハードウェアのものとソフトウェアのものが存在します。ソフトウェアの方がやや安い傾向にありますが、ギタリスト的にはハードで欲しい所。気持ちはすごく分かるので予算にあったものを購入してください。
アンプにマイクを当てて音を録音する場合アンプシミュレーターは必要ありません。

まとめ


いかがだったでしょうか。インターネットとはなんでも調べられるようで実は知ってることしか調べられないものです。少しでも皆様の糸口になれたのであれば幸いです。


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作編曲家、レコーディングエンジニア、ライター
竹中康晃
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